webサイト制作でよく出てくるのがサーバーとブラウザとドメインです。
サイトを作成するときには、必ずと言っていいほど必要になりますが、なかなか理解されにくいものでもあります。
ですが、Webサイトを作りたいと思うなら抑えておきましょう。
ここでは各意味を解説していきます。
サーバーとは
まずはサーバーの解説です。
サイトを作成する時はその入れ物が必要です。
基本的にサイトはHTMLファイルというものを読み込んで表示されますが、そのHTMLファイルを格納しておくコンピューターのことをサーバーと呼んでいます。
正確にはWEBサーバーと言います。
したがって、WEBサイトを作成するときはこの入れ物であるサーバーが必須となります。
ただ、WixなどのWEBサイト作成サービスを利用する場合、サーバーをその会社で持っていて、そのスペースを借りるようなケースもありますので、自分でサーバーを用意する必要はないこともあります。
また、サーバーはもっぱらレンタルで用意することが多いです。
サーバーは高機能のコンピューターですので、自作や自社保有にするとコストが高くなるので、レンタルが効率的です。
サービスでいうとロリポップやさくらサーバー、アマゾンが運営するawsなどがレンタルサーバーに当たります。(他にもたくさんあります)
レンタル料はピンキリですが月数百円~数千円になります。
数ページのサイトなどの場合は安いサーバでも問題ないですが、アクセスが多かったり様々な機能が必要な場合はある程度スペックが高いサーバが必要になります。
レンタルしたサーバーに自分で作ったファイルを格納して、各設定をするとインターネットを介していつでもどこからでもWebサイトが閲覧できるようになります。
ブラウザとは
ブラウザとは、Webサイトを閲覧するためのソフトウェア(アプリ)です。
WebサイトはHTMLファイルで構成されていますが、これをダウンロードしてきただけではWebサイトの形で見ることはできません。
HTMLファイルは「HTMLソース」というもので書かれています。
通常のファイルですのでメモ帳などで中身を見ることができます。
それを、デザインを施した状態で閲覧できるように変換してくれるのがブラウザです。
Webサイトを見るときは必ずブラウザと同等の機能を使うことになります。
choromeやedge、safariなどがブラウザと呼ばれるソフトです。
ドメインとは
ドメインとはサイトを表す住所のようなものです。
例えば、このサイトだとURLの「https://3rdcom.biz/」をブラウザの上部アドレスバーに入れれば表示できますが、このURLの「3rdcom.biz」がドメインに当たります。
これは、世界中で一つのもので、ドメインを管理している会社からレンタルすることがほとんどです。
ドメインを自分が使っているサーバーに登録することによって、「このサーバーにxxx.comのドメインがありますよ」ということを世界中に広めます。(細かい設定の解説は別の機会に)
そうすると、ユーザーがブラウザを使ってURLを入力すると、そのサーバーの場所を発見してWebサイトが見れるという仕組みです。
また、Webサイト作成時に「独自ドメインを取るかどうか」という判断が必要になります。
大抵、レンタルサーバーを借りると無料のサブドメインなどが付与されます。
このサブドメインでWebサイトを運用してもいいのですが、SEOの観点から考えると独自ドメインを取得して運用をする方が良いでしょう。
また、独自ドメインで自分の社名や店名に由来したドメインにすることによって、ユーザーからの信頼度も上がります。
ドメインは、年間500円~数千円ですので、できることなら取得をお勧めします。
ドメイン会社では、ムームードメインやお名前.COMなどが有名です。
まとめ
サーバーとブラウザとドメインの解説でした。
Webサイト作成に限らず、ネットをするならこの三つの意味が分かっているだけでも、色々とイメージできるようになると思います。
また、Web作成を外注する場合など、必ず出てくる言葉ですので、スムーズな作成をしたいなら知っておくべき言葉です。
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